fm VenusのブログⅡ

私たちの本当の敵は何処にいるのだろうか

エコノミック・ヒットマンを送り込む米国

私たちの敵は何処にいるのだろうか。その2



第2次大戦後の米国は世界の警察といわれてきましたが、事実はだいぶ違うようです。


「エコノミック・ヒットマン途上国を食い物にするアメリカ」の著者であるジョン・パーキンス氏は元NSA(CIAの上部組織)に所属していました。彼は勇気を持って過去自らがエコノミック・ヒットマンであったことを告白しています。


エクアドルは1960年代の終わりにアマゾン川流域で石油の大規模な採掘を始めました。エクアドルの支配層はインフラ整備のため国際銀行やIMF等から膨大な借金をしました。この借金を返済するのはインフラとは無縁の一般庶民です。このような借金の仕方が典型的な貧困国を作っているといわれています。


1979年エクアドル大統領選でハイメ・ロルドスが当選しました。彼は愛国者でした。賄賂や買収には屈しません。自国民を豊かにしようと試みます。国際銀行と米国系大企業からすれば一番嫌いな人物です。エコノミック・ヒットマンは新しい大統領を買収するためにあらゆる手を尽くします。


エコノミック ヒットマン Democracy Now !(日本語字幕)43分

米国が悪いというより上位1%の富裕層に米国人でさえも利用されているのです。
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