fm VenusのブログⅡ

私たちの敵は何処にいるのだろうか・光と影の話

シリア情勢:化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)の中間報告は曖昧で意味をなさない。



4月、アサド大統領が自らの国民に対して、化学兵器を使用しているとトランプ大統領が非難した一週間後に、フランスと英国そして米国はシリア国民を守るという人道的見地の名目でシリアを空爆しました。


ロシアの軍事専門家は、トランプの非難の後にその地域の調査をしましたが化学兵器使用の痕跡は見つけられませんでした。西欧諸国の軍事攻撃は化学兵器禁止機関(OPCW)がシリアのドゥーマを調査する予定日の前日に行いました。本来なら調査を待つべきです。誰もがそう思うはずです。


7月6日、化学兵器禁止機関(OPCW)の中間報告がありました。その報告に、迅速に反応したBBCをはじめとする幾つかの報道機関は化学兵器使用の痕跡を発見したという見出しでニュースにしましたが、冷静にOPCWの報告書を見ると有機塩素化合物を発見しただけであって、化学兵器使用の痕跡については何も記述がありません。日本のメディアでは読売新聞と毎日新聞が7日に報道しました。
シリア:攻撃現場に有機塩素化合物 OPCWが報告 - 毎日新聞



化学兵器禁止機関(OPCW)の中間報告



OPCWの中間報告を翻訳した記事



この件について化学に詳しい専門家の意見を交えながらRTが解説します。ご覧ください。


デゥーマで発見された化合物は産業用の一般的な薬品に過ぎないと専門家は述べる。
(日本語字幕)




検出された皮膚治療薬に飛びついて、「これが化学兵器の証拠だ」と言っている人達が本当の脅威です。





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