中東パレスチナは近い将来シオニストによって消されてしまうかもしれません。
今回は、世界が最も注目しているイスラエルとパレスチナについて少しだけ書いてみたいと思います。
先ずシオニスト、シオニズム運動とは何かと言いますと、シオン運動、シオン主義とも呼ばれ、イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しようとする政治的思想を持つ人々のことを指します。シオニズム - Wikipedia
1946からのパレスチナの領土地図を見て頂くと非常にわかりやすいのですが、歴史上のパレスチナは、現在ほぼ全域イスラエルによって占領されています。(緑がパレスチナです。)図の見出しにありますが、まさに消えて無くなりそうな状態です。
一般的に、この問題についてどう解釈されているのかと言えば、長い間双方が対等の立場で、それぞれの言い分を主張して争い続けているかのように感じていると思います。しかし事実はそのイメージとはだいぶかけ離れたものであると思います。
私は自分なりに調べてきましたが、どう考えても悲惨な状況に追い込まれているのはパレスチナの人々なのです。
次の動画を見て頂きたいです。これは中東のメディア Al Jazeera(アルジャジーラ) が2018年に制作したものです。Al Jazeeraは一貫してパレスチナの悲劇を訴え続けています。 イスラエルとパレスチナについて正しく報道しているメディアだと思います。
それ故にイスラエル側からの迫害は激しく、矢面に立っているメディアなのです。先月5月に起こったガザ地区の攻撃では、真っ先に Al Jazeeraが構えている報道局のビルが、イスラエルのミサイルによって爆撃されました。
この動画はイスラエルとパレスチナの歴史について端的に伝えています。よろしければご覧下さい。短い6分程の動画です。
字幕ONでご覧下さい。
【日本語字幕】ナクバの日(パレスチナが占領された日)は如何にして起こったのか?
パレスチナの実態を私たちが知ることとなったのはごく最近のことです。インターネットが普及したことでそれを可能にしました。私は愚かにも何も知らずパレスチナがテロ行為を起こしている加害者だと思っていました。
イスラエルの方も真実が見え始めました。女性は次のように語っています。
『私はアメリカ人です。イスラエル国籍も持っています。私はそこで3年半暮らし、子どもの頃、イスラエルは自衛しているだけで攻撃してくるのはパレスチナ人の方だ、パレスチナ人はユダヤ人を皆殺しにし、イスラエルを滅ぼしたいのだと繰り返し繰り返し聞かされました。
けれども今、パレスチナで起きていること、それは今に始まったことではなく、ずっと以前から続いていることですが、それを見て涙が溢れてきます。
至る所にチェックポイントやブロケイドが張り巡らされたオープンエアーの刑務所の中で、当然あるべき基本的人権を奪われ、水もなく電気もなく・・・・・
シオニストたちによって子どもたちは家族から引き裂かれ、家は盗まれ続けています。こんなことが続いてはいけない。誰もがパレスチナ人と一緒に立ち上がらなければいけません。私はパレスチナ人の自由のために立ち上がります。こんなことは終わらなければならない。今すぐに終わらなければならないのです。』
翻訳はThe Sun Snorer Pressさんのツイッターより ⇒ https://twitter.com/taiyonoibiki/status/1396825439922843656
“I was always told Israel is only ever defending itself, that it was never the aggressor... Well, the wool has been pulled from my eyes.”
An American woman who holds Israeli citizenship shows solidarity with Palestinians pic.twitter.com/Akv67vUfDx
— TRT World (@trtworld)
イスラエルが掲げる建国の理由は、次のようなイメージだったと思います。
『ユダヤ人は長い歳月、国を持つことができず、迫害され続けてきた悲しい流浪の民族であった。そして、かつてパレスチナ地方にあった我々の故郷であるユダ王国(イスラエル)を再びこの地に建国したのだ。』
この理屈一見理にかなって建国したかのように感じる人もいると思いますが、その裏では悲惨な歴史があったのです。ナクバ(大惨事)の日と呼ばれる1948年には75万人ものパレスチナ人が、住んでいる地域から強制的に追われて難民となり、その際には多くの命が奪われました。
何せシオニストはパレスチナに住んでいる人々との共存を望まずに、銃を突き付けて追い出していたわけですから、それはまさに大惨事としか言いようがありません。
映像元:https://www.youtube.com/watch?v=bCQDzqgS8Ms
シオニストの迫害から避難するパレスチナの人々
The Palestinian Return Centre Commemorates Nakba Day
家を追われた人々は難民収容所に押し込められました。
イスラエルが建国した背景などを自分なりにまとめてみました。⇩⇩
1897年スイスのバーゼルで開催されたシオニスト会議においてユダヤ人の祖国はパレスチナに決定されました。
その後、第一次世界大戦が始まりました。オスマン帝国が敗北するとイギリスはパレスチナを占領しました。
イギリス政府はシオニストにユダヤ人の「国民の家」をパレスチナに 建てるための支援を約束しました。そして計画通りパレスチナにユダヤ人の入植の道を開いたのです。
しかし、ユダヤ人の祖国(パレスチナ)への入植はシオニストの思惑通りに進まなかったと思います。
何故なら、ユダヤ人と呼ばれている人たちは今まで住んでいる場所に社会的な基盤がありますので、それを捨てて家族と共に異国の地に行くわけですから、いくら自分たちの国ができて家を準備すると言われても、現実には容易なことではなかったはずです。
そこで作られたストーリーがありました。ユダヤ人は世界中で迫害されて危険な目に合っている可哀想な民族であるというものです。
つまり「反ユダヤ主義」によるユダヤ人迫害です。
第一次世界大戦後のヨーロッパではユダヤ人に対する迫害は激しさを増しました。極めつけはナチス・ドイツによるホロコーストでした。
私は、反ユダヤ主義自体、シオニストによって仕組まれた計画であったと思います。
シオニズムを宣言したことでユダヤ人に対する偏見が増したとも言われていますが、実際には反ユダヤ主義を何者かが背後で煽っていたのではないでしょうか?
ユダヤ人には、反ユダヤ主義による恐怖心を抱かせてパレスチナへの入植を促し、そして国際社会には、ユダヤ人は迫害されて可哀そうな人たちであるということをアピールしてイスラエル建国を正当化させようとする、それが反ユダヤ主義の真の目的ではないかと私は思います。
つまり、ヨーロッパの各地においてシオニスト自身が一般のユダヤ人を迫害していたということになりますね。自作自演です。それにより犠牲になったユダヤ人は本当に可哀想です。
私は、ナチス・ドイツのホロコーストにも疑問を感じています。
ナチスドイツによるユダヤ人虐殺600万人は正確でないと思います。現実不可能な数だと思います。結局ヒトラーもシオニストであったと言われてますし、戦後生き延びたという噂もあります。
ヨーロッパでは現在でもナチスによるホロコーストを否定すると罰せられます。75年前の過去のことを否定して罰せられるって、一体どれだけ大きな力が働いているのでしょうか?
ホロコースト否定で禁錮刑 独の92歳女、出所直後(共同通信) - goo ニュース
そして戦時中、ユダヤ人の「アンネフランク」はナチスからの迫害を逃れ、隠れ家で書き綴ったとされる、有名な「アンネの日記」ですが、本人が書いたとされる日記の筆跡が複数の人であったことや、戦時中にはまだ無かったボールペンを使用していたことなどから、これは戦後に書かれた捏造ではないかと言われています。
https://minaseyori.blog.fc2.com/blog-entry-2995.html
イスラエル建国を正当化するためなら何でもありの仕掛けがあったんですね。
何れにしても、イギリスがパレスチナを占領した後に、イギリス主導によりユダヤ人の入植が開始されましたので、イギリスがシオニストの計画を進める大きな協力者であったことに間違いありません。シオニストはイギリス政府を動かすだけの影響力を持っていたのです。
そして、1948年5月14日イスラエルが建国を宣言した後、アラブ諸国はパレスチナを解放するために「宣戦布告」したのです。それが中東戦争です。
しかし、アメリカの軍事的支援があったイスラエルはアラブ諸国が一斉に攻撃してきても強力な軍事力により負けることはありませんでした。もちろんアメリカを動かしていたのは言うまでもなくユダヤ金融資本、シオニストです。
イスラエルとパレスチナについてよく耳にすることは、「この問題で一番悪いのはユダヤ人やアラブ人などにイギリスが都合よく三枚舌外交を行った結果、双方の対立が悪化したのだ。」と。
これはイギリスがパレスチナを占領した後の話です。問題の矛先を変えています。はっきり言って詭弁です。
繰り返しになりますが、そもそも占領後がどうのこうのでなく、それ以前から既にイスラエルをこの地に建国することが第一次世界大戦前のシオニスト会議で決定されていた事です。
シオニストとイギリスは一体となってパレスチナを占領したのです。
何といっても諸悪の根源はイギリスをも動かしていたシオニスト達です。そして一番の被害者は謂れもないパレスチナの人々です。
因みに、このシオニズムを宣言した創始者のテオドール • ヘルツルは、ユダヤ教とは全く関係のないオーストラリアの無神論者でした。時期的には無神論者を装った悪魔教の経済学者カール • マルクスと重なります。
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Theodor_Herzl.jpg
テオドール • ヘルツルは怪しい人物ですね、彼もマルクスと同じく闇の一員でしょうか? たぶん、そんな気がします。
シオニスト達の本当の目的はイスラエル建国だけでに留まらず、現在のレバノン、ヨルダン、シリア、そしてエジプトの一部までを含む大イスラエル帝国建設を目論んでいます。
イスラエルの領土を拡大するために戦争は絶え間なく続いています。それが大イスラエル計画です。
字幕ONでご覧下さい。
THE GREATER ISRAEL PROJECT 大イスラエル計画(拡大計画)日本語字幕
大イスラエル帝国は世界中を監視する科学技術の優れた軍事大国になると思われます。現在のアメリカなんて規模ではありません。それを遥かに超える国となるでしょう。
◇ パレスチナの人々に対する激しい迫害は今現在も続いています。私たちはこの現実を知るべきだだと思います。
こちらは2014年に起きたイスラエルによるガザ地区攻撃を取材したドキュメンタリーです。
年齢制限があります。視聴はご自身の責任でご覧ください。
◇ 武装組織ハマスの存在に疑問を感じます。ハマスはイスラエルがパレスチナを攻撃するための口実として利用されているような気がします。もしかしたらハマスは偽旗かもしれません。
『イスラエル VS ハマス ← 戦争の構図しかし、このハマスは、イスラエルが作ったとPLO議長アラファトが、世界に暴露した。その結果、アラファトは暗殺された。』
https://ameblo.jp/64152966/entry-11911011472.html
悲しみや苦しみはパレスチナの人々のみならず、これからも世界中に波及していきます。
この流れを止めることが出来るとすれば、それは嘘の中に隠された真実を公表することだと思います。
私は、その様な思いで書いています。このブログを見てくださっている方に理解して頂ければ幸いです。
画像はパレスチナ自治区・ベツレヘムのバンクシー『花束を投げる青年』
今回も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。